TeXに張り付けるEPS形式の図をWindows上で作成する方法

WMF2EPSを使うと、ExcelのグラフやPowerPoint、Visioで作成した図をベクト ル形式のままEPSに変換できるので、プリンタで印刷したり、ディスプレイ上 で拡大表示しても綺麗になる。

必要なツール:

インストール方法

ここではWindows2000でのインストール方法を示す。

プリンタドライバのインストールと設定

  1. WMF2EPSのアーカイブを展開し、「C:\Program Files\WMF2EPS」等に置く。
  2. プリンタを作成する
  3. 出来上がったプリンタ「WMF2EPS Color PS L2」を右クリック → プロパティ
TrueTypeフォントダウンロードオプションをビットマップ にしないと、MS明朝等のPSプリンタが持っていないフォントがプリン タのフォントに置き換えらる。
すると、文字が重なったり枠からはみ出したりする。
ピットマップにすると、フォント情報を埋め込むのでEPSのサイズが大きくなるという欠点があるが、見た目そのままで印刷(WYSIWYG)したいのであればこのようにするべき。
EPSのサイズを気にするのであれば、tgifやidraw等、直接EPSが吐けるアプリを使って図を描けば良い。

WMF2EPS自身の設定

WMF2EPSを立ち上げ、以下の設定を行なう。
メニューのEPS-Conversion → Conversion Setup (図) メニューのFile → Save Config して設定を保存

使い方

変換方法

  1. WMF2EPSへWMF/EMFを読み込ませる
    図や表をクリップボードにコピー(Ctrl-C)してWMF2EPSにペースト(Ctrl-V)する。
  2. 「Select graph to paste」(図)というダイアログが出たら「Paste EMF」を選ぶ。
    「Paste EMF」が選べない場合は、「PasteWMF」を選ぶ。
    それも選べないなら「Paste DIB」を選ぶ。 但しこれだとビットマップ形式になってしまうので印刷したり拡大すると汚く見える。
  3. 「Save Pasted EMF as ...」というダイアログが出るので、適当に名前を付けて保存。
  4. 右から3番目のボタンを押す or メニューで EPS-Conversion → Conver すると、EMFと同じ名前のEPSが生成される。
  5. 一括変換したかったら、New Configurationして、全部のWMFまたはEMFを 選択して開き、EPS-Conversion → All Files する
  6. GhostScript(gs)でうまく表示されなかったり、 うまく印刷されない場合はgs付属のeps2epsを使ってゴミを取り除くと良いらしい。

pLaTeXでの画像の貼り付け方の例

\documentclass[12pt,a4j]{jreport}
\usepackage{graphics}
\begin{document}
\begin{figure}
  % 横16cm 縦は横のサイズに合わせて拡大縮小 A4だと図の幅は16cm位が丁度良い
  \resizebox{16cm}{!}{\includegraphics{foo.eps}}

  % 縦22cm 横は横のサイズに合わせて拡大縮小 A4だと図の高さ22cm位が丁度良い
  \resizebox{!}{22cm}{\includegraphics{foo.eps}}

  % 反時計周り90度回転 横16cm 縦22cm A4の印刷範囲は大体これくらい
  \resizebox{16cm}{22cm}{\rotatebox{90}{\includegraphics{foo.eps}}}
\end{figure}
\end{document}

その他の方法

参考サイト

TeXに張り付けるEPS Fileの作成方法
dvipdfm dviからPDFを直接生成
WMFとEMFの違い
Written by IIZUKA Daisuke