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*概要 [#i65027fd] -シミュレーション対象となる実行ファイルや,そのコマンドライン入力の設定を行う シミュレーション対象となる実行ファイルや,そのコマンドライン入力の設定を行う *デフォルト値 [#z509225f] <!-- Emulator parameters--> <Emulator TargetArchitecture='AlphaLinux' > <Converter EnableSplitLoadStore='1' /> <Processes> <Process PDB_Array='1' TargetWorkPath='./' TargetBasePath='./' Command='' CommandArguments='' STDIN='' STDOUT='' STDERR='' StackMegaBytes='16' /> </Processes> </Emulator> *Emulatorノード内各項目の説明 [#o15d2bfe] **@TargetArchitecture [#q02cefff] -実行対象のターゲット・アーキテクチャを指定する -現在指定可能なのは,以下の2つ --'AlphaLinux' ---Alpha/Linux の実行環境をエミュレーション --'PPC64Linux' ---PowerPC 64bit/Linux の実行環境をエミュレーション **Converter/@EnableSplitLoadStore [#hda547ee] -ロード命令やストア命令を,スプリット・ロード・ストアとして処理するか否か -1を指定した場合,各ロード命令やストア命令はアドレス計算とメモリ・アクセス命令に分解される **Processes/Process [#x8d9f549] -プロセスの実行パラメータを設定する --このノードでは,パラメータ指定を行った際,元の値を上書きするのではなく,新しいノードが追加される ---PDB_Array 属性が1になっているノードは,同様の振る舞いを行う --DefaultParam.h にあるProcess はプレイスホルダーとなっており,新しく追加されるノードの初期値はここのものが使用される -複数プロセスの実行を行う際は,複数のProcess ノードを入力として与えることにより行う. ***指定例 [#jf241daa] -file0.xml ... <Processes> <Processs Command='a0.out' ... > </Processes> ... -file1.xml ... <Processes> <Processs Command='a1.out' ... > </Processes> ... 上記の2ファイルを以下のようにして読み込ませた場合, onikiri2 file0.xml file1.xml シミュレータからは以下のように見える <Processes> <Processs Command='a0.out' ... > <Processs Command='a1.out' ... > </Processes> **Processes/Process 以下の属性 [#g78807e6] -@TargetWorkPath --ワーク・パスの設定.ターゲットの実行ファイルは,ここで指定したパスをカレント・ディレクトリとして起動される. -@TargetBasePath --ターゲットのパス指定を行う際のベースの指定.以下の属性でファイル名を指定する際は,このパスからの相対パスとして扱われる. -@Command --実行ファイル名の指定 -@CommandArguments --コマンドライン引数 -@STDIN --指定したファイルがターゲットの標準入力に入力される. -@STDOUT --指定したファイルにターゲットの標準出力の内容を出力する.空の場合,ホストの標準出力に出力が行われる. -@STDERR --標準エラーに関する設定.@STDOUTと基本的に同じ. -@StackMegaBytes --スタック領域のサイズ指定.