主に近現代の歌人の作品を、講師による講評から学び、また受講者全体(回を重ねてからは少人数に分かれることもある)で、各人の解釈を発表し、議論しあう。また題詠や自由題による実作も体験する。
歌人による作品の講評、受講者各人による実作の講評や添削は講師が行う。 受講人数としては、数人〜50人程度を想定しているが、特に人数を制限する予定はない。
評価方法は、出席と実作(10首程度)により行う。
テキストは、現時点では特定の書籍を用いるか否かは未定だが、短歌初心者にとって取り組みやすいものを教材として、授業日までに講師が指定もしくはプリント等で用意する。
なお、器用に「じょうずな短歌」を作ることがだいじなのではないし、頭がいいことはかえってじゃまになる場合があることに注意されたい。本人の問題意識や美意識、表現への情熱、広い意味のまじめさなどが大切である。短い表現形式だからといって、なめないこと。逆に伝統ある詩形だからといって、緊張しないこと。
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