姿勢理解と音声生成による運動支援の研究

 現在、運動不足を感じている人が多い。運動不足解消のため運動する場合、適切な運動がされていないと効果がなかったりケガをする可能性があったりするため適切な指導者と運動を行うことが望ましい。しかし、このような環境を用意することは容易ではないため、手軽に正しい運動を行うことができる運動支援システムが必要となる。

一般的な運動支援システムのフィードバックは視覚的なものにとどまっており、どう直すべきかは運動者の視覚認識能力に依存しているため、具体性に欠けている。

本研究では、関節位置座標から得られる、体格に関してロバスト性を持つJoint Relation Tensor (JRT) という姿勢表現を用い、音声による具体的なフィードバックを運動者に与え、運動者のモチベーション、技術向上を目指す。

本年度はラジオ体操という比較的簡単な運動に対して運動評価と音声フィードバックを与えるシステムを実装し、評価を行った。

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  • 黒田 修平、入江 英嗣、吉永 努: 「手本データを自動抽出する運動指導システム」,インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ ポスター発表, pp.199 — 200, Dec. 2013.

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